木造建築士の資格試験勉強を始める前に
木造建築士の受験勉強をしようとしたときに何から始めたらいいのか…。
おや??何を使って勉強したら良いんだい?
一級建築士や二級建築士ほど講座がありません。
それでもいくつかの講座を探してみましたのでご参考までに。
まずは基本的な話です。
木造建築士試験は一級建築士、二級建築士試験同様に学科試験と製図試験にわかれています。
それぞれ勉強の方法が異なりますので、試験の特徴を掴みながら無駄のない対策をすることが合格への近道といえます。
まずは基本的な考え方を元に、どのテキストを使ってどういった勉強をすればよいのか考えてみましょう。
学科は何を使って勉強したらいいの?
ネットで検索をしていると見つけました。
テキスト
井上書院 木造建築士資格研テキスト 藤澤 好一/監修
どうやらこれがテキストっぽいですね。
ただし、ネットで購入する場合の注意点です。
大体3月中旬頃に新年度版に改訂されているようです。
受験申込時期には昨年度のものも普通に販売されていますので、間違えない様に注意しましょう。
法令集
そして忘れてはいけないのが建築基準法関連法令集です。
建築基準法関係法令集 2021年版(令和3年版) / 建築資料研究社
令和3年版 建築関係法令集 法令編 / 総合資格学院
こちらは、いくつかのものが出ているので、自分で使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
上記の物は建築士資格の最王手『日建学院』と『総合資格学院』で使用されているものですので安心感があるのではないでしょうか。
縦書きだったり、横書きだったりしますのでそこはお好みで。
そしてなんと試験会場への持ち込みが可能なんです!
答えを持っていくようなものですが、その厚みったら。
法令集と友達になったものが勝つ試験です。
なるべく持ち歩きやすいものがお勧めかもしれません。
内容もそうですが、本自体の大きさも重要になってきます。
そして法令集のインデックスが付いているかどうかも重要です。
持ち込み可能とはいえ、そのまま答えが書いてあるわけではありません。
法令集の条文を読めるようにする、調べられるようにするというのが趣旨の試験ですので、いくつかのページを渡り歩く必要があります。
攻略法はとにかく使うことしかありません。
製図試験は何を勉強したらいいの?
SAREX(住環境価値向上事業協同組合)という組合でこのような講座を見つけました。
なかなか情報の少ない木造建築士ですが、探してみるといくつかはあるようですね。
製図試験についてはフリーハンドでも大丈夫となっていますが、基本的には平行定規等を使って描くことが合格への近道です。
エスキスと作図をいかに正確に終わらせるかの勝負なので、とにかく効率を求めるようにしましょう。
試験場には魔物が住んでいます。
普段の力をいかにそのまま発揮出来るかが勝負です!
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