木造建築士試験の試験案内の分析
令和3年度(2021年度)度の木造建築士の願書受付がはじまりました。
昨年までは建築士会等に願書を取りに行くと、日建学院や総合資格の営業さんが待ち構えていていましたが、今年はそれはありませんでした。あのワラワラと寄ってくる感じもなんだか懐かしく感じます(笑)
1.願書受付期間
令和3年4月1日(木)午前10時~4月15日(木)午後4時
最終日は午後4時(16時)までです。
勘違いをしないようにしましょう!
意外と落とし穴なのが実務経験を証明する証明書関係を準備する時間。
建築系の学校を卒業した方の場合、卒業証明書の取得に時間が掛かり、タイムアップなんてこともありますので注意してください。
2.受験申込の方法
今年からすべての方がインターネットでの受付となったようです。
※原則インターネットでの受付のみになります。
詳細は以下のページ。
https://www.jaeic.or.jp/ (公益財団法人建築技術普及センター)
逆に正当な理由(身体に障がいがありインターネットの利用が困難である等)が無ければインターネット以外の受付は認められないそうです。コロナ禍による時代の流れですね。
インターネットの環境が無い方は早めに動きましょう。
3.設計製図の課題の発表
設計製図の課題は予め発表されます。
今年の発表予定6月9日(水)頃~同じく、ホームページ上に公表されるようです。
『設計製図試験のみ(学科免除)』の方は学科から受験する人より1か月程度アドバンテージがあるようです。
学科からの人は、ゆっくりとしている時間は無さそうです。
4.受験票の交付
令和3年6月18日(金)頃からマイページにてダウンロードができます
…頃というのが微妙ですが、郵送はされないということです。
ただし、印刷をして試験日に持参しなければならないので、プリンターは必要そうです。
コンビニのプリンターでも良いかもしれませんね。
5.試験日程
学科の試験:2021年7月11日(日)
製図の試験:2021年10月10日(日)
学科は二級建築士の1週間後、製図は二級建築士の4週間後です。
二級建築士よりは余裕があると考えてよいのではないでしょうか。
ただし夏休みだーなんて言ってると、きっと『不合格』間違いないですね。
なにせ国家資格ですから。
まとめ
受験の申し込み~試験まで時間があるようで実はあまり無いんですよね。
特にお仕事をしながら受けるという方は寝不足覚悟です!
試験に打ち勝つためには、そのスケジュールを逆算し、いつ何をやるかを決めることから始めます。
100点を取る必要がある試験ではないので、いかに効率よく試験をパスするかに焦点を絞っていきます。
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